ここを始めた時には差別について自分も深く考えていなかったことがいくつかあります。
そのポイントを端的に記載しておくと
●差別かそうでないかは世界を規定する一要因でしかない。(反差別がどんな時も正義であるとは限らない)
●差別は誰を当事者(被差別者/被害者)と規定するかによってその様相はまるで異なる。
→例えばユダヤ人大虐殺を過去の行なった人物が「差別されて」選挙に参加できないと主張した時、あるいは過去の性加害者が「差別されて」教育機関に就職できないと訴えた時
●ある種の差別を一部是認しても守らなければならない価値も存在する(上記の性犯罪者の再就職の件)
●上記に付随して、「差別した」「差別された」という論戦は詰まるところ誰を(何を)もっとも重視するかという価値観の戦い(思想の対立)になる場合が多い。
それは一律な用語のラベリング戦では解決しない。慎重で深い議論が必要。
そういったところ。