アメリカ合衆国で進めている「Project 2025」の第四の柱は、『公教育を弱体化させること』である。
プロジェクト2025の立案者たちは、公教育を自分たちの計画に対する脅威とみなしている。
批判的思考、社会意識、進歩的価値観の温床になると考えている。
彼らは、教育を受けた民衆が自分たちの嘘やプロパガンダ、そして富と権力を少数の者に集中させようとする試みを受け入れにくくなることを恐れている。
公教育は、民主主義の基盤であり、何世代にもわたってアメリカ人が市民生活に参加するために必要な技術や知識を学んできた場所である。
民主主義の基盤といわれるのは、民主主義では社会で生きていく上で、全ての人に平等に必要な教育を受ける機会を与えられるからである。
プロジェクト2025の第4の柱は、公教育制度を弱体化させようとする試みである。
公立学校から資金を奪い、教師を悪者扱いし、チャータースクールやバウチャー・プログラムのような代替案を推進する。
裕福な生徒は質の高い私立学校を利用できるが、貧しい生徒や労働者階級の生徒は、資金不足で過密な公立学校に追いやられることになるだろう。
これは子供たちにとっても、国にとっても大惨事だ。
公立学校は教育だけが目的ではない;また、社会的統合、コミュニティーの構築、そしてすべての子どもたちに安全で協力的な環境を提供することでもある。
プロジェクト2025の立案者たちは、公立学校への資金援助を打ち切るだけでなく、積極的に妨害することを考えている。
彼らは、創造性を阻害する統一テストの実施や団体交渉権の剥奪など、教師が仕事をしにくくなるような政策を推進している。
彼らは学校の民営化を推し進め、営利企業が我々の子供たちの教育に参入し、手っ取り早く儲けることを可能にしている。
彼らはまた、子供たちが何を学ぶかをコントロールしようとしている。
彼らは科学の授業に創造論を取り入れ、歴史の教科書を白紙に戻し、自分たちの世界観に異議を唱えるあらゆる情報を検閲するよう求めている。
彼らは、わが国の真の歴史を知らず、権威に盲従することを教えられ、自分たちの狭いイデオロギーに洗脳された子どもたちの世代を作りたいのだ。