入院直前あたりから自分の病気のことばかり考えている。それを近親者に言うと、もっと楽しいこと考えたら?とか、辛いのわかる、とか言われてしまうのだけれど、それは認識がまったく違う。

がんになってしまったがん患者が、自分のがんとその治療法を調べるように、うつ病の医学的な知識と治療法を調べているに過ぎない。症状を緩和するために、医学的にどうアプローチできるのかを、認識しようとしているに過ぎない。

なので、よく本になっていたり、ネットでいろいろ書き込みがあるような、情緒的なことを考えているわけでは一切ない。昔はそういった情緒の世界でうつ病に向き合っていたけど、あれは危険だ。自己コントロールロスト対策に一切ならない。つまりうつ病死の危険性が一切なくならないし、減らない。

すぐに短期間で治ってしまう人は、情緒の世界の住人であっても、死亡すること無く寛解状態になってしまっているのだろうから、それでもかまわないが (それでもたまたま死なずに済んだということに過ぎない)、自分のように 30 年以上治療を続けることになっている難治性の患者にとっては、情緒的にうつ病を認識するのは非常に危険だ。

繰り返すが、うつ病に対して情緒的に接していると、死亡の危険性が高まる。死亡しなくても QOL は激しく低下する。

「死にたい」ではなくて「希死念慮が発生している」と言う具合に症状として理解しないと、行動に移してしまう危険がある。自分を患者として認識しないと、病死の可能性が強まる。

医学的エビデンスは非常に重要だ。

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