【社説】長生炭鉱の遺骨 政府は収容と返還に動け
山口県宇部市の長生(ちょうせい)炭鉱で1942年、海底坑道の水没事故が発生し、183人が犠牲になった。7割が朝鮮半島出身者とみられる。
石炭増産の国策の下、労働力不足を補うために朝鮮半島から多くの人が動員された。宇部市史には「危険な海底炭鉱として知られ、日本人から恐れられたため投入されることになった模様」と記されている。過酷な労働環境だったに違いない。
戦後長く忘れ去られていた事故に光を当てたのは、地元の民間団体である。埋もれていた坑口を見つけ、海中で遺骨収集に乗り出した。活動資金はクラウドファンディングで募った。
そして、ご遺骨を発見した。