3世代に連鎖した戦争トラウマ 苦しんだ学者が問う過去へのまなざし:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR885GMPR7TUTIL038.html

「祖父から父へ、そして父から自分へ。帰還兵家族の虐待の連鎖の一例と言える。戦争体験が家族の中に埋め込まれていることは否定できない」と話す。

「戦争では、人を殺すことが推奨される。いくら国家が認めても、戦争が終わって日常に戻れば、個人差は大きいとはいえ、『戦争だから仕方がなかった』という理屈ではのみ込めない葛藤がつきまとう。ふつうの人が戦地に送られ、人を殺して復員した後、何の矛盾も感じず、不快感やストレスもなく、良き夫や子煩悩な父親に戻ることができたのだろうか」と問いかける。

戦争は家族を壊す。しかし、壊れているということに気づかされないまま、壊れている事実に向き合わないまま、来ているのではないか。家族関係に悩む原因の中には、思いもしない数世代前の戦争体験が潜んでいるかもしれない、と北村さんはみる。

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