「え?そんな患者さん、入院されていませんが……」

怪訝な顔でこちらを窺いながらそう答えた看護士さんに、私は呆然とした。

「どうかされましたか?」

「いえ……」

どうにかそう応じて私は受け付けを離れ、待合室の椅子に腰を降ろす。じゃあ私が仮想空間で毎週末見舞いに行ってたあの子は……誰だったんだ……?

Reply to this note

Please Login to reply.

Discussion

No replies yet.