「私の原点:『苦悩する中卒浪人に春を呼ぶ』」というタイトルのサンケイ新聞記事についてお話ししましょう。
この記事は、35年前に掲載されたもので、私の活動の原点とも言える大切な一篇です。この記事は、当時の社会において中卒浪人という問題に焦点を当て、その苦悩と課題に光を当てました。中卒浪人という言葉が今とは異なる時代背景で語られていたことも興味深いポイントです。
当時、段階ジュニアの受験競争が激しく、受験を苦にして自殺する子供たちも現れ、社会問題となっていました。記事には、教育現場での体罰や厳しい指導が一般的であり、保護者からの要請に応じて厳しく指導される一方、子供たちは厳しい状況に直面していました。当時の教育現場は昭和の時代の特徴を反映しており、宿題を忘れると体罰を受けたり、廊下で立たされることもあったのです。
さらに、中卒浪人に対するフォローが不足していた時代背景も紹介されています。中学卒業後、中卒浪人の子供たちに対する支援やフォローアップがほとんど行われておらず、その実態があまり把握されていなかったのです。
今のように、単位制高校、チャレンジスクール、通信制高校サポート校などは一切、無い時代でした。
しかし、平成時代に入り、文科省が登校拒否という言葉を改めて不登校とし、適応指導教室などの教育支援センターを設置するなど、状況が変化しました。
一方で、ネットやスマートフォンの普及に伴い、引きこもりの問題が増加している現在、新たな課題も浮上しています。現在の教育支援センターの利用率が低い実情も指摘されています。
このような背景から、35年前のサンケイ新聞記事を振り返ることは、不登校や引きこもりの問題に対する理解を深め、今後の取り組みに新たな視点を提供するために重要です。過去から学び、未来への対策を考える一助となるでしょう。https://lit.link/sugiuratakanobu