【【分析】「次は我々か」 身構えるキューバ、米軍のベネズエラ攻撃で激震】
米軍がベネズエラ攻撃の準備を進めていた数カ月の間、キューバ国民の多くはCNNの取材に対し、「次は我々か」と不安を口にした。
米特殊部隊がベネズエラの軍事基地を攻撃し、ニコラス・マドゥロ大統領を拘束したことで、キューバはまさに、トランプ政権の視野に入ったように見える。
長年にわたり産油国ベネズエラからの巨額援助に生存そのものを依存してきた島国キューバの共産党政権にとって、マドゥロ氏の拘束はまさに激震...
【ベネズエラが米国の石油を盗んだとトランプ氏 実際の経緯は】
午前7時、大地が揺れ始めた。突然、油井から大量の石油が噴出する。石油は約61メートルもの高さまで噴き上がり、恐怖に震えるラ・ロサ村の住民たちに降り注いだ。
今から100年以上前、地球上で最も生産性の高い油井が発見された瞬間だ。これによりベネズエラは、石油超大国へと変貌を遂げ始める。良くも悪くも。
ベネズエラに原油が存在することは以前から知られていた。15世紀のスペイン人探検家は、先住民が火種に石油を使...
【トランプ氏が掲げる「ドンロー主義」、いつから使われるようになったのか】
ドナルド・トランプ米大統領は3日、ベネズエラにおける米軍作戦について説明する中で、西半球を支配する決意を「ドンロー主義(トランプ氏の名前とモンロー主義を掛け合わせた造語)」というフレーズで表した。
トランプ氏の多くの主張と同様、このフレーズも右派メディアに端を発している。
「ドンロー主義」という造語ができたのは約1年前とみられる。トランプ氏のお気に入りメディアの一つニューヨーク・ポスト紙が昨年1月...
【米半導体大手エヌビディア、次世代プラットフォームの詳細を発表】
米半導体大手エヌビディアは5日、AI(人工知能)データセンター向けの新たなプラットフォーム「Vera Rubin(ベラ・ルービン)」について、より詳しい内容を示した。IT業界が同社の技術に大きく依存していることを踏まえると、ベラ・ルービンの登場はAIの将来に重大な影響を与える可能性がある。
エヌビディアはこれまでにもベラ・ルービンの情報を発表してきたが、ラスベガスで開かれた先端技術の見本市「CES」で、システムの...
【副大統領の自宅に侵入未遂、男を拘束 米オハイオ州】
米国のバンス副大統領のオハイオ州の自宅で物的損害を引き起こした事件を巡り、当局は5日、男1人を拘束したと明らかにした。事件について捜査が進められている。
シークレットサービス(大統領警護隊)と副大統領の報道官によると、事件当時、バンス氏の家族は不在だった。
地元メディアが公開した写真では、住宅の窓が壊れている様子が確認できる。シークレットサービスの報道官は、身元不明の成人男性1人を拘束したと明らか...
【米保健福祉省、子どもの予防接種スケジュール改訂 推奨ワクチン削減を勧告】
米保健福祉省は5日、子どもの予防接種スケジュールを改訂し、接種を推奨するワクチンの数を減らすことを勧告すると発表した。
保健当局は引き続き、麻疹(はしか)、おたふく風邪、風疹、ポリオ、水痘、ヒトパピローマウイルス(HPV)などの予防接種を推奨する。一方で、RSウイルス、髄膜(ずいまく)炎菌、B型肝炎、A型肝炎の予防接種は、感染リスクが全般的に高い子どもに対象を絞って推奨する。
インフルエンザ、新型コロ...
【トランプ氏のベネズエラ攻撃がもたらす不確実性 グリーンランドとNATOめぐり】
トランプ米大統領によるベネズエラへの異例の軍事行動を受け、デンマークで不安が高まっている。デンマークのフレデリクセン首相はこうした背景から、同国の自治領であるグリーンランドについて、ホワイトハウスに厳しい警告を発した。
フレデリクセン氏は「まず、米国大統領がグリーンランドを欲しがっているとする発言を真剣に受け止める必要があると思う」と述べた。
「しかし同時に、米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟...
【マドゥロ大統領が米NYで初出廷 ベネズエラをめぐる最新の動き】
ベネズエラのマドゥロ大統領が5日、米ニューヨークの連邦地裁に初めて出廷した。法廷では四つの罪状すべてについて無罪を主張した。
一方、ベネズエラ首都カラカスでは、ロドリゲス副大統領がベネズエラの暫定大統領として宣誓を行った。
知っておくべきことは以下のとおり。
初出廷:マドゥロ大統領と妻のシリア・フローレス氏は、麻薬密輸と武器所持の罪について無罪を主張し、当面は拘束に抵抗しないことを選択した。次回...
【習主席、世界は「激動と変化の時代に」】
中国の習近平(シーチンピン)国家主席は5日、世界は「激動と変化の時代に入っている」と述べ、「一方的で威圧的な行動が国際秩序に深刻な影響を及ぼしている」と指摘した。中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。
習氏は、米国やベネズエラには言及せず、「各国は他国の国民が自主的に選択した発展の道を尊重すべきだ」と語った。
習氏はさらに、国際法と国連憲章の目的と原則を順守すべきだとし、とりわけ大国が率先して行う...
【元人質だったイスラエル人女性、ハマス拘束下での性的虐待と「性奴隷」になる恐怖を語る】
元人質だったイスラエル人のロミ・ゴネンさん(25)は、イスラム組織ハマスに拘束されていた471日間に、性的暴行や嫌がらせ、脅迫を繰り返し受けたと明らかにした。パレスチナ自治区ガザ地区での自身の体験と「性奴隷」にされる恐怖についてゴネンさんが公の場で語ったのは初めて。
ゴネンさんは2023年10月7日、23歳のときにノバ音楽祭で拉致され、人質に関する合意によって25年1月に解放された。イスラエルのテレビ番組で先週...
【ベネズエラ副大統領の姿勢軟化、米国との「協力」を呼び掛け】
米軍が軍事作戦を実施してマドゥロ大統領を拘束した南米ベネズエラで、ロドリゲス副大統領は、米政府に対し「協力のアジェンダ」をめぐって連携を求めたと明らかにした。
ロドリゲス氏はSNSの声明で、このアジェンダについて、「国際法の枠組みの中で、地域社会の永続的な共存を強化するための共通の発展」を目指すものだと説明した。
ロドリゲス氏は、ベネズエラが米国や周辺地域との間で「均衡が取れた敬意ある国際関係」の...
【カリブ海の旅行客が立ち往生、米軍ベネズエラ作戦の影響で空域一時閉鎖】
米軍がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束した作戦の影響で、カリブ海上空の空域が米連邦航空局(FAA)によって一時的に閉鎖され、米国などへ戻る予定だった旅行者多数が足止めされている。
運行情報サイト「フライトアウェア」によると、プエルトリコのサンフアンやオランダ領アルバ島などカリブ海からの出発便は、3日から4日にかけて数百便が欠航となった。
家族や親類で米領バージン諸島に1週間滞在し、デル...
【【分析】トランプ氏によるベネズエラへの攻撃と大統領の拘束は合法か】
昨年11月2日、ホワイトハウスのワイルズ大統領首席補佐官は米誌バニティ・フェアの取材に対し、ベネズエラでの地上攻撃には連邦議会の承認が必要になると語った。仮にトランプ大統領が「地上での何らかの行動を許可すればそれは戦争であり、続いて連邦議会が必要になる」という。
数日後、トランプ政権の複数の当局者が非公開の発言で、連邦議会の議員らにほぼ同じ内容を告げた。つまり自分たちには法的正当性がなく、ベネズエ...
【ベネズエラ反体制派指導者マチャド氏は選挙に勝てない、自身の支持なければ トランプ氏】
米国のトランプ大統領は、南米ベネズエラの反体制派指導者マリア・コリナ・マチャド氏について、自分の支持がなければ選挙には勝てないと述べ、ベネズエラで指導者となるだけの国民的な支持を欠いているとの認識を示した。米紙ニューヨーク・ポストの取材に答えた。
トランプ氏は4日のインタビューで、自身がマチャド氏を支持しなければ、マチャド氏は選挙に勝てないだろうとしつつ、「しかし、私は彼女をとても気に入っている...
【夫と共に拘束、ベネズエラ大統領夫人のシリア・フローレス氏とはどんな人物か】
3日未明、南米ベネズエラのマドゥロ大統領と共に、妻で最高顧問のシリア・フローレス氏も米軍によって寝室から引きずり出され、拘束された。夫妻はすぐに国外へ連行された。今後米国で、麻薬の密輸に関する罪での裁判にかけられる見通しとなっている。
マドゥロ氏が「シリタ」と呼ぶフローレス氏は、10年以上にわたりファーストレディーの地位にある。ただし、「チャビスモ(チャベス主義)」として知られるベネズエラの社会主...
【米国がベネズエラを「運営する」とトランプ氏 マドゥロ氏の拘束後に発表】
米国のトランプ大統領は3日、ベネズエラのマドゥロ大統領の拘束を受け、米国はベネズエラを無期限に「運営する」と述べた。
「安全で適切かつ賢明な政権移行が実現するまで、我々は当該の国を運営していくつもりだ」と、米フロリダ州の自宅「マール・ア・ラーゴ」で行われた記者会見でトランプ氏は述べた。
さらに、米国がベネズエラの運営を担うべきだと決意したのは、次期指導者が「ベネズエラ国民の利益」を念頭に置くこと...
【米国がベネズエラを攻撃、マドゥロ大統領を国外へ移送 トランプ氏】
トランプ米大統領は3日早朝、「ベネズエラに対する大規模攻撃」を実施したと発表し、マドゥロ大統領と妻は身柄を拘束され国外へ移送されたと明らかにした。
トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに、「米国はベネズエラとその指導者マドゥロ大統領に対する大規模攻撃を成功裏に実施した。マドゥロ氏は妻とともに身柄を拘束され、空路で国外へ移送された」と書き込んだ。
作戦は米国の法執行機関と共同で実施されたと...
【ベネズエラ、首都での爆発めぐり米国による「軍事侵攻」と非難 国防計画を発動】
ベネズエラ政府は3日未明に首都カラカスをはじめとする各地で爆発が報告されたことを受け、米国による「極めて深刻で重大な軍事侵略」だとして非難した。
政府は声明で、米国がカラカス、ミランダ州、アラグア州、ラ・グアイラ州を攻撃したと主張した。
声明によると、マドゥロ大統領は非常事態宣言に署名し、すべての国防計画を「適切な時期および適切な状況下で」実施するよう命じた。
また、同国の社会・政治勢力に対し動...
【ベネズエラ首都で複数の爆発】
CNN取材班は3日未明、ベネズエラ首都カラカスで複数の爆発を目撃した。市内の一部地域では停電が発生した。
最初の爆発は現地時間午前1時50分(米東部時間午前0時50分)ごろに記録された。
CNNエスパニョールのオスマリー・エルナンデス特派員は、「爆発は非常に強く、爆発後に窓が揺れた」と伝えた。
市内の複数の地域で停電が発生し、カラカスにいたCNNの記者らは、爆発後に航空機の音を耳にした。
トランプ米大統領は、...
【2026年最初の満月は「ウルフムーン」、きょう午後7時ごろにピーク】
米農事歴によると、2026年最初の満月「ウルフムーン」が米東部時間3日午前5時3分(日本時間3日午後7時3分)にピークを迎える。
また、しぶんぎ座流星群も3日午後4~7時(日本時間4日午前6~9時)にかけて見ごろを迎える。
1月のウルフムーンは、今年最初のスーパームーンでもある。スーパームーンとは、通常よりも地球に近く、より大きく明るく見える満月を指す。航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターの惑星地質学・地...
【見知らぬ男性に食べ物をねだったホームレスの少年、問い掛けられた質問で人生が一変 ウガンダ】
ある晩、15歳だったピーター・ムタバジさんは、混み合った市場を歩いている男性に狙いを定めた。
男性は一人だった。ボタンダウンのシャツにカーキ色のパンツといういでたちで、教授のような眼鏡をかけ、こぎれいな身なりをしていた。屋台の前をぶらぶらと通り過ぎ、ムタバジさんがじりじりと近づいているのに気づいていない様子だった。
この男は何も分かっていない、距離をつめながらムタバジさんはそう思った。男性は一度...
【健康不安説のイラン最高指導者、唯一の戦略は「様子見」 相次ぐ危機にデモ発生も静観】
今月上旬、イランのリゾート地キシュ島で開かれたマラソン大会で、そろいのシャツとレギンスを身に着けた女性数百人が列をつくった。その髪は後ろでゆるく束ねられていた。
イランで服装規定を無視すれば、高額の罰金や禁錮刑を科されかねない。しかしランナーたちは、大会主催者が違反行為を見越して用意した無料のヘッドスカーフや政府の指示を無視し、目の前のコースに集中していた。
10月には首都テヘランの路上で、バン...
【ロシアがウクライナ首都に大規模攻撃、トランプ氏とゼレンスキー氏の和平交渉前に】
ウクライナのゼレンスキー大統領が28日に米フロリダ州でトランプ米大統領と会談する予定だと発表したことを受け、ロシアはウクライナ首都キーウに対する夜通しの大規模攻撃に踏み切った。ロシアとウクライナによる約4年にわたる戦争の終結に向けた取り組みが続く中での攻撃となった。
ゼレンスキー氏は26日、記者団に対し、トランプ氏との会談が確固たる合意につながるかどうかは明言できないとしつつも、ウクライナと米国の両...
【ナイジェリアの村を襲う恐怖と混乱、米軍のミサイル着弾も村にISISの活動記録無し】
米国が発射したミサイルの一部が、ナイジェリア北西部の村ジャボに着弾した。着弾地点の付近には、村で唯一の医療施設があった。攻撃から一夜明け、村人たちは衝撃と混乱に陥っている。
ジャボはソコト州タンブワル地区にある静かな農村だ。住民の大半をイスラム教徒が占める。この村に暮らすスレイマン・カガラさんはCNNに対し、25日の午後10時前後、大きな爆発音が聞こえたと説明。炎を噴き出しながら、1基の飛翔(ひしょう...
【ゼレンスキー氏、トランプ氏と28日に会談へ フロリダ州で和平交渉行う見通し】
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる約4年にわたるウクライナ戦争を終結させるための和平合意に向けた取り組みの一環として、28日に米フロリダでトランプ米大統領と会談する予定だと述べた。
ゼレンスキー氏は26日、記者団に対し、会談が確固たる合意につながるかどうかは明言できないとしつつも、両国は「できる限りの最終決定」を目指すと述べた。同日のX(旧ツイッター)への投稿では「新年までに多くのことが...
【緊急事態の小型機を自律システムが制御、滑走路に自動着陸 米コロラド州】
米コロラド州デンバー近郊で、飛行中に緊急事態が発生した小型機が、自動着陸システムを使って空港に着陸した。搭乗者2人は無事だった。メーカーによると、同システムによる着陸は初めてだった。
消防救急隊の動画によると、ビーチクラフト製の双発プロペラ機「スーパーキングエア200」はデンバー近郊のロッキーマウンテン・メトロポリタン空港に着陸し、滑走路上で停止した。搭乗者2人は無事に降機した。
同機はガーミン製の...
【行方不明の9歳少女の遺体発見、母親を逮捕 米カリフォルニア州】
行方不明になっていた米カリフォルニア州の少女メロディー・バザードさん(9)の母親が、殺人の容疑で逮捕された。サンタバーバラ郡のビル・ブラウン保安官が23日に明らかにした。メロディーさんの遺体は、ユタ州南部の農村地帯で発見された。
保安官事務所と米連邦捜査局(FBI)は23日、母親のアシュリー・バザード容疑者(40)を逮捕した。当局によると、容疑者はガソリンスタンドで監視カメラに映らないよう、レンタカーを...
【古代ローマのコンクリート、ポンペイ遺跡の発掘で製造法が明らかに】
古代ローマの建築に使われていたコンクリートは、自己修復機能を持つことが知られている。当時の都市ポンペイの遺跡で、このコンクリートがどのように作られていたかを明確に示す建築現場の跡が発掘された。
古代ローマ帝国では多くの技術革新とともに、建築分野にも大改革が起き、大規模なアーチやドーム屋根などが登場した。建築物の多くは2000年以上経った今も残っている。
そのすべてを可能にしたのが当時の完璧な建材、...
【銅価格の高騰で電力網の銅線狙う窃盗犯が急増、停電が深刻な問題に 米】
多くは電柱の間に張られるか、足元に埋められたりしながら、銅線は1世紀以上にわたり米国の電力網を支える重要な役割を果たしてきた。
しかし、ここへ来て大胆な窃盗が電力網を脅かしている。窃盗犯は車の屋根に上って電話線を切断したり、白昼堂々マンホールをこじ開けて銅線を剥(は)ぎ取るなどしている。
その影響は全国に及ぶ。道路や橋は停電し、緊急通報は不通になる。電線の交換費用は消費者に転嫁されるため、光熱費...
【英ロンドンにバンクシーの新作 地面に横たわる2人の子ども】
英ロンドンのベイズウォーター地区で22日、正体不明の路上芸術家バンクシーによる新たな壁画が現われた。ニット帽をかぶって地面に横たわる2人の子どもを描いている。
子どもはふたりとも空を見上げ、1人が上空を指さしている。
バンクシーは自身のインスタグラムアカウントにこの作品の写真を投稿した。
ロンドン中心部にあるセンターポイントタワーの外にも同じ壁画が現われたが、バンクシーは今のところ、この壁画が自身...
【女性が40年ぶりに家族と再会、母親が連れ去りか 米ケンタッキー州】
保安官事務所が作成した行方不明者のチラシには、3歳のミシェル・ニュートンちゃんが、水兵風の服を着て、カメラに向かってポーズを取り、満面の笑みを浮かべていた。チラシには「ミシェルちゃんは母親に連れ去られた」と記されている。
現在、46歳となったミシェル・ニュートンさんは癒やしへの道を歩み始めている。一方、母親は1件の罪に問われている。
ケンタッキー州ジェファーソン郡の保安官事務所の発表によると、今回...
【米調査船からにじみ出る謎の黒い粘液、生命が充満 未知の微生物も】
米五大湖のデータを収集する調査船「ブルーヘロン」からにじみ出る黒い粘液を調べたところ、未知の種を含むさまざまな微生物が見つかった。謎の粘液の出所は船の舵(かじ)の部分だった。
昨年9月、ブルーヘロンがエリー湖とスペリオル湖のアオコを調査する長期航行を終えて停泊していた際、乗員は舵軸(ラダーシャフト)から黒いタール状の物質がにじみ出ているのに気付いた。舵軸とは、船の方向転換を可能にする機構を指す。...
【米国でインフルエンザの感染拡大、基準値上回る 変異株「サブクレードK」が流行の主因に】
呼吸器疾患に関する米国の最新データから、感謝祭明けの米国でインフルエンザの感染が拡大していることが分かった。症例の多くを占めているのは変異株「サブクレードK」で、アジアやオーストラリア、欧州でもこの変異株がインフルエンザの早期流行を引き起こしている。
米国はいま、サブクレードKの影響が判明する直前の段階にある。米疾病対策センター(CDC)によると、感謝祭明けの最初の週となった12月6日までの1週間に、発...
【ロシアが激しい攻撃、ウクライナ各地で100万世帯停電】
ロシア軍がウクライナ各地でエネルギーインフラを狙ったドローン(無人機)やミサイルによる攻撃を行い、ウクライナ各地で100万世帯以上が停電に見舞われた。ウクライナ内務省が明らかにした。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが無人機450機超とミサイル30発以上を使用し、12日から13日にかけての夜間に各地で民間施設10カ所以上が損傷したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は「ロシアが何をしているのか、全員が今...
【伊ベローナの「ジュリエットの家」、混雑で祝祭シーズンは有料に ジュリエット像の胸に触る観光客も】
「ロミオとジュリエット」は英劇作家シェークスピアの頭の中にしか存在しない架空の物語だが、イタリアのベローナにある「ジュリエットの家」は今や、市内有数の人気を誇る観光名所となっている。
ベローナ市当局は1905年にこの14世紀の建物(つまり少なくとも時代は同じだ)を取得すると、バルコニーやジュリエット像を付け加えて、架空の恋人たちを祭るロマンチックな神殿へと仕立て上げた。
観光客はバルコニーで自撮りし...
【米チャイナタウンでパスポート写真を撮る「当代随一のフォトグラファー」】
バロン・ブラウンさんには、自分が絵になっているという自覚があった。
大工として働く33歳のブラウンさんがパスポート写真を更新した時、その新たな1枚は大傑作だった。そこに写ったオールバックの髪形とこけた頬は、米運輸保安庁(TSA)の事前検査の列より、カジュアルブランド「アメリカンアパレル」によくある広告のほうがお似合いだった。ブラウンさんは写真をX(旧ツイッター)にアップロードして、こう書いた。「ニュー...
【シリアで米兵2人と民間人通訳1人殺害、トランプ氏は「非常に厳しい」報復誓う】
シリアで13日、米兵2人と民間人の通訳1人が待ち伏せ攻撃で殺害され、トランプ米大統領は「非常に厳しい報復」を行う考えを明らかにした。
攻撃は武装した過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の構成員1人が単独で実行した。米中央軍と国防総省の13日の声明によると、ほかに3人が負傷したという。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、「我々は報復する」と表明。米国は「偉大な愛国者3人の死」を悼んでいると述べ...
【米大学で銃撃 2人死亡、8人負傷 当局が容疑者の行方追う】
米東部ロードアイランド州プロビデンスにあるブラウン大学で13日、銃撃事件があり、大学当局によると、少なくとも2人が死亡したほか、8人が重体となっている。
プロビデンス市長によると、当局は容疑者の行方を追っている。
大学は学生に対し、銃撃犯が活動していると警告し、追って通知があるまで身を隠し、扉を施錠し、携帯電話を無音にするよう呼びかけた。
トランプ大統領は、事件について報告を受けたと明らかにした。...
【孫の卒業式のためケニアからはるばる米国に駆けつけた祖父、翌日行方不明に】
米南部アラバマ州で今年5月、孫の高校の卒業式に出席しようとアフリカのケニアから駆け付けた男性が突然、姿を消した。地元警察の懸命な捜索にもかかわらず、男性の安否は今も不明のままだ。
リューベン・ワイサカさん(72)は孫の卒業式を6日後に控えた5月14日、ケニアから1万3000キロ以上のフライトを経て、息子一家が住む同州バーミンガム南郊の町カレラに到着した。スーツケースには、息子が若かった頃の色あせた写真や、...
【中世の黒死病の大流行、火山の噴火が引き金か 新研究】
人類史上最も多くの死者を出したパンデミック(世界的大流行)の一つである黒死病。最大で欧州の半分の人口が死亡したと推定されているが、原因は火山の噴火だった可能性があると、新たな研究が示唆している。
研究者たちは欧州全土の樹木の年輪を調べて14世紀の気候についての知見を深めた他、南極とグリーンランドの氷床コアサンプルのデータを検証。さらに当時の史料を分析することで、この歴史的悲劇の起源を説明できる「...
【台湾、中国の人気SNS「小紅書」のアクセス遮断を命令 詐欺増加で】
台湾政府は4日、詐欺関連の懸念を巡る当局の協力要請に応じなかったとして、中国の人気SNSアプリ「小紅書」について、1年間のアクセス遮断を命じた。
小紅書は近年、若者の間で人気が高まっており、人口2300万人の台湾で300万人のユーザーを集めている。一方でインスタグラムに似たこのアプリを巡っては、親中プロパガンダや偽情報拡散に利用される恐れがあるとして、当局者の間で懸念も高まっている。
中国共産党は台湾を実...
【南アフリカ前大統領の娘、国民を欺いてロシア軍に送り込んだ疑い 親族から告発】
南アフリカのズマ前大統領(83)の長女はこのほど、異母妹が男性17人を欺いてウクライナに送り、ロシア側で戦闘に従事させたと告発した。17人のうち半数は親族とされ、家族関係がきしむ可能性もある。
今回の騒動は、ロシア人新兵の不足でアフリカ人のロシア軍への勧誘が増えていること、ロシア政府とアフリカ民族会議(ANC)出身者の間に緊密なつながりがあることを浮き彫りにするものだ。ANCは南アフリカの民主化を求めて戦...
【漁に出かけた男性、麻薬密輸の罪で8年拘束の末死刑に 近代化するサウジで激増する死刑執行】
モハメド・サアドさんの家族は1年の間、サアドさんの安否が分からないままだった。28歳のエジプト人漁師だったサアドさんは、エジプトのシナイ半島沖にいつも通り漁に出かけ、そして戻らなかった。親族が数カ月にわたり探し続けたが、当局からは何の情報も得られなかった。やがて家族がサアドさんの声を聞いたのは、サウジアラビア北部タブークの刑務所からだった。サアドさんは麻薬密輸の容疑で拘束されていると話した。
サウ...
【全米40カ所の主要空港で10%の運航削減へ 数千便に影響か】
米国のダフィー運輸長官は5日の記者会見で、政府閉鎖の打開に向けた合意が得られない場合、7日にも主要空港40カ所の運航を10%削減すると発表した。削減により数千便に影響が出る可能性があるが、対象となる便数や具体的な空港は発表されていない。
政府閉鎖が続く中、国内各地では管制官の人員不足により、フライトの遅延が増加している。管制官は来週にも2度目の給与未払いが発生する見通しで、生活費を稼ぐために副業をした...
【米政府職員がフードバンクに長蛇の列 長引く閉鎖で給与出ず、生活困窮】
米政府機関の閉鎖が3週目に入る中、給与の支払いを停止された職員が、無料の食品を求めてフードバンクに長蛇の列を作っている。
サマー・カークシックさんは21日、首都ワシントンで宗教団体などが主催する政府機関職員向けフードバンクの行列に2時間並び、缶詰や乾物などの食品を受け取った。
市場調査アナリストのカークシックさんは商務省農村輸出センターの契約職員。「家賃の支払いが来週に迫っている。手に入るもの...
【米オープンAI、中国政府関連とみられるアカウント停止 ChatGPTで監視ツールの提案書作成】
米オープンAIは7日、中国政府の関係者とみられる人物が、同社の対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」を使って、大規模な監視を行うツールの提案書を作成したり、SNSのアカウントを調べて「過激派の発言」を検出するとされるツールの宣伝支援を依頼したりしていたと発表した。
同社は報告書の中で、AIの技術が抑圧をより効率的にするためにどのように利用される可能性があるかについて警鐘を鳴...
【中国のネット検閲、新たな標的は「悲観主義」 若者の将来の見通し暗く】
中国の強力なインターネット検閲当局は長年にわたり、共産党指導部への批判や政治的異議、敏感な歴史的事案への言及を削除することで知られてきた。そして、今、検閲の矛先は新たな脅威に向けられている。悲観的な態度だ。
中国のネット規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)は22日、SNSやライブ配信、短編動画プラットフォーム上で広がる悲観的な言説を取り締まる全国的な2カ月間のキャンペーンを発表...
【トランプ米大統領、「アンティファ」をテロ組織に指定へ 反ファシズムの左派運動】
英国を訪問中の米国のドナルド・トランプ大統領は英国時間の18日早朝、反ファシズム運動を展開する「ANTIFA(アンティファ)」をテロ組織に指定すると発表した。
トランプ大統領は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに、「病的で危険で過激な左翼災害のアンティファをテロ組織に指定する」と投稿。「アンティファに資金提供している者に対しては徹底捜査を強く勧告する」とした。
どのような仕組みを使ってテロ組織...
【母親と双子の娘が45年ぶりの再会、独裁政権下で引き離された「沈黙の子どもたち」 南米チリ】
南米チリで、1979年に双子の娘を奪われた女性が、45年ぶりに娘たちと再会を果たした。
感動的な再会を果たしたのはマリア・ベロニカ・ソトさん(64)と、娘のマリア・ベアトリスさんとアデリア・ローズ・メレウ・チェッサさん。再会の場となったのは、ビオビオ州の港町コンセプシオンで、イタリアで育った46歳の双子が帰国した。
ソトさんが娘たちを最後に見たのは、生後8カ月の時だった。娘は自分たちがチリで養...
【トランプ米大統領、英国に到着 2度目の公式訪問】
ドナルド・トランプ米大統領とメラニア夫人は16日、英首都ロンドンに到着した。異例の2度目の国賓としての訪問となる。
トランプ夫妻はロンドン近郊のスタンステッド空港で英国空軍の隊員やクーパー外相らに出迎えられた。
その後、大統領夫妻は米国大使公邸であるロンドン市内のウィンフィールド・ハウスに向かい、夜を過ごした。
大統領専用機「エアフォースワン」には娘のティファニー・トランプ氏とその夫のほか、ワ...
【NASA 中国人研究者の活動禁止、月めぐる競争激化 「米国が最初だ」】
米航空宇宙局(NASA)は、米国ビザを持つ中国籍の研究者の施設立ち入りやコンピューターなどの利用を禁止していることを明らかにした。宇宙進出をめぐる米中の競争を大幅にエスカレートさせた形だ。中国が有人宇宙船の月面着陸を目指し、月居住の可能性を探る中、トランプ政権は一層警戒感を強めている。
報復を恐れて匿名で取材に応じた2人のNASA職員によると、新しいポリシーは9月5日に導入され、NASA全体で...
【ヴォーグ編集長退任のアナ・ウィンター氏、「プラダを着た悪魔」に対する本音を語る】
ファッション誌「ヴォーグ」で自身の後任となる編集長を指名した今、アナ・ウィンター氏は少し緊張が解けたようだ。
少なくとも、2006年のヒット映画「プラダを着た悪魔」については、以前よりも積極的に語ってくれるようになった。
映画はアン・ハサウェイ演じる記者志望の女性が、一流ファッション誌での仕事をつかんだものの、厳しい編集者が上司だったという物語だ。
メリル・ストリープ演じるミランダ・プリースト...
【米コロラド州の高校で銃撃、生徒2人が重体】
米コロラド州エバグリーンの高校で10日、銃撃があり、当局によれば、少なくとも生徒2人が重体となっている。
ジェファーソン郡保安官事務所の報道官によると、現場の高校が閉鎖されたため、100人を超える捜査員が校舎を「教室ごと」に捜索した。
保安官事務所によれば、容疑者は同校の生徒とみられる未成年で、自身も負傷しており、地元の病院で重体となっている。容疑者がどのように撃たれたかは確認されていないが、...
【物議の判定で逃した五輪の金メダル、30年以上経て対戦相手から手渡される 米】
オリンピック史上最も物議を醸した瞬間の一つが、ここへ来て驚くべき展開を迎えた。韓国の元ボクサー、朴時憲氏が、自身の金メダルをかつての対戦相手、ロイ・ジョーンズ・ジュニア氏に手渡したのだ。
1988年に韓国・ソウルで開催された夏季五輪。男子ボクシング・ライトミドル級の決勝戦で、朴氏は米国代表のジョーンズ・ジュニア氏を3―2の判定で破った。しかし試合はジョーンズ・ジュニア氏が圧倒的な強さを見せ、文句...
【トランプ氏「欧州はロシア産石油の購入停止を」 中国への経済圧力も要求】
トランプ米大統領は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳と電話で協議し、欧州はロシアからの石油の購入を停止し、中国に経済圧力をかけるべきとの考えを伝えた。ホワイトハウス関係者が明らかにした。
関係者によると、ウクライナ支援の有志国連合の首脳会合の場からフランスのマクロン大統領らがトランプ氏に電話をかけた。その中でトランプ氏はロシアは欧州連合(EU)への石油の販売で年11億ユーロ(約19...
【第2次大戦中にナチスが盗んだとされる17世紀の絵画、アルゼンチンで回収】
アルゼンチン当局は3日、第2次世界大戦中にナチスに盗まれたとみられる17世紀の絵画を回収した。マルデルプラタ検察庁が声明で発表した。
検察庁によると、イタリア人画家ジュゼッペ・ギスランディが描いた当該の絵画「貴婦人の肖像」は、弁護士が検察庁に引き渡した。この弁護士は盗難容疑で捜査を受け、1日から勾留されている人物2人の代理人を務めている。
検察庁は2日、別の声明で、この事件に関連してマルデルプ...
【1万2千前の人骨に矢で撃たれたこん跡か、狩猟採集民同士が争ったことを示す最古の事例の可能性】
ベトナムで最近、氷河期の終わりから約1万2000年前にかけての時期に、矢のようなもので首を撃ち抜かれ、やがて死に至ったとみられる男性の骨が発掘された。この地域で発見されたミトコンドリアDNAを含む人骨としては最古の例。男性は35歳前後だったとみられ、損傷した骨の近くに矢じりのかけらのような石英片が見つかった。
男性には首の骨から横に突き出た頚肋(けいろく)という骨があり、その骨に損傷を負ってい...
【米シカゴ、政権の移民取り締まりに備え トランプ氏は地元当局を批判】
米イリノイ州シカゴ市の地元当局は、連邦政府による大規模な移民取り締まり作戦が週内にも始まる可能性があるとして警戒を強めている。週末にはジョンソン市長がトランプ政権の取り締まりに対抗するための行政命令に署名した。
イリノイ州のプリツカー知事は8月31日、州兵の派遣計画について政権と連絡を取っていないとし、こうした動きは「侵略」だと指摘した。「政権内の誰も、大統領もその下にいる人も、州政府や私に電...
【イエメン首都の国連事務所、フーシが急襲 職員11人を拘束】
イランを後ろ盾とするイエメンの反政府武装組織フーシが8月31日、イエメンの首都サヌアにある国連事務所を急襲し、職員を拘束した。この前日、イスラエルはフーシの「首相」を殺害したと発表していた。
国連世界食糧計画(WFP)と国連児童基金(ユニセフ)は、31日午前、それぞれの事務所に「地元の治安部隊」が押し入り、職員を拘束したと発表した。
国連のイエメン担当特使ハンス・グランドバーグ氏によると、拘束...
【米国で拘束されたグアテマラの子どもたち、真夜中の強制送還を裁判所が差し止め】
米政府は31日未明、付き添いなしで米国に入国して拘束されたグアテマラ人未成年者の強制送還に乗り出した。この送還は同日、コロンビア特別区連邦地裁の命令で一時的に差し止められた。
未成年者側の弁護士は同日未明、急きょ対応を強いられた。強制送還の対象とされた子どもたちは真夜中に起こされたと弁護側は訴えており、グアテマラに送還されれば身の危険にさらされると主張している。
トランプ政権はグアテマラ政府と...