夢日記
わたしはトラックを走っている。
ちょうどバックストレートも終わりに差し掛かり、観客席が目の端に見える位置。
目が腐り落ちる程みてきた、脳が焼け落ちる程残った、わたしの拒否と受容と諦観の場所。
ひとりランナーがホームストレートに辿り着き、観客席からの黄色い歓声に迎えられる。
わたしはそれを延々と追い続けている。
しばらくしてホームストレートのずっと先に先頭集団が見え、これはかなり離されている、まずいぞと焦りが芽生えるも、後方に数名居ることを知り、このままでいいやと妥協する。
しかしそこからどんどん一歩が重くなり、脚から生気が抜け、へなへなと地面に倒れ込む。