現在精神科単科病院の閉鎖病棟に入院しているわけだけども、今回自ら望んで入院したのは外部刺激からのデトックスをメインの目的としているからだ。

これを健康な人にうまく説明するのはなかなか難しいことではあったのだけれど、最近いい感じの言葉が生まれてきている。

「情報的健康」という言葉である。

「情報的健康」と同時にデジタル・ダイエットと言う言葉も提唱されている。デジタルに限定されているとは言え、自分が使うところの情報デトックスに相当する概念である。

精神科単科病院の閉鎖病棟というと、社会的に危険な精神病者を閉じ込めるためのものと誤解している人が大多数を占めるが実はそうではない。

また病棟内に設けられている保護室を懲罰房か何かと勘違いしているのは実は健康な人に限らず、閉鎖病棟に入院しているほぼすべての患者ですらそのような勘違いをしている。

実は閉鎖病棟にせよ保護室にせよ、患者に対して外部刺激に対するデトックス環境を与えて、症状の改善を図るために設けられている。

それくらい病状の安定に外部刺激の遮断がかなり昔から医療上重要視されているし、実際に症状改善が見られる。

情報デトックスの重要性が病者意外の人にとっても実は重要なことだと知られることは大事なことだと思う。

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Discussion

なお、閉鎖病棟は閉鎖病棟で、外部環境とは異なる種類のストレスがあることは追記しておきたい。

やはり原則的に病棟から出ることができないこと自体がストレスになる。また、病識のほとんどない患者が体感で病棟内の 7〜8 割を占めるので、そういった患者さんは全く治療に取り組まずに、ほんの些細な意に沿わないことに遭遇すると、たちまち人間であることを忘れ獣のような反応を示して、まぁ困ったことになる。

幻聴を伴う患者に暴言を言ったと暴言の主だと信じ込まれ、ひどい暴言を数分おきにぶつけられるなど日常茶飯事である。

なので先の自分のポストを読んで、閉鎖病棟がバラ色の病棟と思って入院すると、激しく後悔することは付け加えておきたい。

精神科が扱う病気に対する医学的な理解と、他の患者の疾患状況を類推することができないと、かなり辛い入院生活になることは言っておきたい。やはり好き好んで入院するような病棟ではない。